花香る「モエ・エ・シャンドン」最新作。ロジャー・フェデラーと飲んだ中村孝則の思い出
ブランドイメージからするとパーティーシーンを連想させますが、この2006ヴィンテージは『食中酒』。それも日本料理に合うと思います。上質な出汁はもちろん、松茸やシイタケなど香り高い日本のきのことの相性もいい。日本料理の真髄である旨味が絶妙にリンクするのでしょう。シャンパンで食事を通すというスタイルがようやく定着してきた感もあります。また、銘柄から一歩先の楽しみとして、シャンパンをヴィンテージで味わってみるのもおすすめです」
【プロフィール】
中村孝則/Takanori Nakamura
ファッションや旅、ガストロノミーなど“ラグジュアリーライフ”をテーマにメディアで活躍中。現在、世界ベストレストラン50日本審査委員長。著書に『名店レシピの巡礼修業』(世界文化社)がある。
コラムニスト・中村孝則さん
「モエ・エ・シャンドン グランヴィンテージ2006」
カルティエが表参道でポップアップを開催。ホリデーシーズンのパリ・ラペ通り13番地のブティックを思わせる空間に