くらし情報『黒船来襲からの半世紀を追った美術展、洋の東西に与えた影響を辿る』

2014年12月25日 15:00

黒船来襲からの半世紀を追った美術展、洋の東西に与えた影響を辿る

「西洋美術の手習いたち」では西洋画の技法を取り入れた絵師達の、「日本美術の創造」ではそれに反発して伝統美術を見直そうとした作品が展示される。その一つ、橋本雅邦による「雪景色山水図」は、伝統的な山水画に西洋画の表現を取り入れたもので、今回が初めての公開となった。

そして、こうした時代のうねりは日本を帝国主義へと歩ませ、最終章「近代國家として」へと続いていく。この時代には、ナショナリズムの台頭を表すような、日本神話や戦争を主題とした歴史画や彫刻が数多く登場しており、一方で画壇では伝統回帰と西洋志向が対立。その中にも、互いの影響を感じさせる作品が数多く出展されている。

【イベント情報】
ボストン美術館×東京藝術大学 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美
東京展
会場:東京藝術大学大学美術館
住所:東京都台東区上野公園12-8
会期:4月4日から5月17日
時間:10:00から17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1,500円高・大学生1,000円
休館日:月曜日(4月6日と5月4日は開館)

名古屋展
会場:名古屋ボストン美術館
住所:愛知県名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル
会期:6月6日から8月30日
時間:10:00から19:00(土・日・祝・休日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)

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