チャールズ皇太子をアイコンに据えたヴィヴィアン・ウエストウッド・マン【15-16AWメンズ】
ヴィヴィアン・ウエストウッド・マン15-16AWコレクション
ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」はやはり驚かせることが好きなようだ。18日にミラノで発表されたヴィヴィアン・ウエストウッド・マン(Vivienne Westwood MAN)の15-16秋冬コレクションで、フィナーレに夫のアンドレアスと手をつないで登場したヴィヴィアン本人が着ていたのは、アーミーベレーを被ったプリンス・チャールズのポートレートが大きくプリントされたロングシャツ。
プレスリリースには「私がパンクで人権問題と戦っていた70年代当時、若きPrince Charlesはよりスピリチュアルな事柄に傾向し、文化に関しても私よりも意識が高く、さらに重要な事にオーガニックファーマーとしてのキャリアを見据えていたのです」と、チャールズ皇太子のチャリティー活動を賛美する内容が添えられた。1977年に女王陛下の写真に黒塗りの「GOD SAVES THE QUEEN」のロゴと共に、キングスロードからパンクファッションを世に送り出した彼女の今のショーのスタッフTシャツは、ヴィヴィアンがフィナーレで着たのと同様、プリンス・チャールズの肖像がプリントされたもので、今回のアイコンとなった。