束芋が曾根崎心中の“もしも”描いたアニメーション、銀座で開催
そこに男女の「性」を重ねるとともに、複雑な関係に生きる「女性」2人にスポットが当てられた。
これに加え、新作ドローイング7作品も今回の個展で初めて公開される。ドローイングシリーズ「flow-wer」では、モチーフとなった花と人体の内蔵が墨と蜜蝋に着色され、艶やかに描かれた。
今回の展示について束芋は「花を摘み取って切り花にすること、臓器を器にすること、ある人の人生の一部分を小説や絵、映像に描くことは、この『息花』展では同じイメージを持ち、私がお届けするのは、その切り取った一部でしかないけれど、花には根が付いていること、臓器が魂を宿して息をしていたときのこと、ある人の描かれた人生の一時期の前後に続きがあることを想像して、すべての作品を作っている」と話している。
なお、2月14日には18時からオープニングレセプションを開催。束芋も来廊する予定だ。
【イベント情報】
「束芋:息花」
会場:ギャラリー小柳
住所:東京都中央区銀座1-7-5小柳ビル8階
会期:2月14日から4月4日
時間:11:00から19:00
休館日:日・月曜日、祝日
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