くらし情報『モノの本質を問う。東京現美で開催中菅木志雄展の解説書【NADiffオススメBOOK】』

2015年2月12日 14:00

モノの本質を問う。東京現美で開催中菅木志雄展の解説書【NADiffオススメBOOK】

達は異様な存在感を放つ。インスタレーションを始めとするそれらの作品を公開した展覧会では、訪れた人へ強烈なリアリティーをもたらす。

本書は、菅のコンセプトが先鋭的に現れた70年代の作品を中心に紹介する図版ページと、1967年から2015年までの48年間に及ぶ活動歴を網羅したモノクロページほか、担当キュレーターによる菅論や、初公開となる制作ノートにおける解説など、じっくり読み解きたいテキストも所収されている。「もの派」に関する書物が少ない中重要な1冊となりそうだ。展示風景写真冊子付き。

なお、同展覧会は1月24日からスタートし、3月22日まで行われている。

【書籍情報】
「Kishio Suga: Situated Latency菅木志雄:置かれた潜在性」
著者:長谷川祐子、関直子(東京都現代美術館)、サイモン・グルーム(スコットランド国立近代美術館)
出版社:HeHe
言語:日本語、英語
ハードカバー/200ページ(カラー図版72ページ)/260 x 210 mm
発刊:2015年
価格:3,500円
「Kishio Suga: Situated Latency菅木志雄:置かれた潜在性」長谷川祐子、関直子(東京都現代美術館)、サイモン・グルーム(スコットランド国立近代美術館)

「Kishio Suga: Situated Latency菅木志雄:置かれた潜在性」


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