ペンハリガンから新作「トレードルートコレクション」。19世紀ロンドンの交易港をイメージ
ラストノートはウードとミルラのレジン系、バニラとムスクの甘さ、スモーキーなガイアックとサンダルウットなどが一体となり、ウッディな香りを締めくくる。その他、同じ「トレードルート コレクション」として全国で3種の新フレグランスを展開。「ラヴァンティウム オードトワレ」(100ml/2万2,000円)は当時の交易品の数々をイメージ。トップノートではサフランに加えて、ダヴァナやアブサンでラム酒をイメージ。ローズ、ジャスミン、イランイランなどのフローラルなミドルノートには、クローブとカルダモンがスパイシーな刺激を与える。ラストノートはスモーキーなガイアックやサンダルウッドと、ウード、アンバー、ミルラ、バニラ。「ロタール オードトワレ」(100ml/2万2,000円)は、ロンドンへと茶葉を運んだ船「ティー・クリッパー」にインスピレーションを得たもの。トップノートはグレープフルーツとジュニパーベリーのソルティーな刺激に始まり、フィグの葉のグリーンな香りと交じり合う。
その後、紅茶の香りがスモーキーなミドルノートが広がると、ラストノートは帆船のデッキをイメージ。シダー、ウェンジウッド、アンバーグリスなどで、ニスが引かれた甲板のウッディな香りを表現した。