映画『ジュリエッタ』アルモドバル監督が贈る、運命に翻弄された母と娘の感動の物語
■ストーリー
スペインのマドリードでひとりで暮らしているジュリエッタは、美しく洗練された容姿の中年女性だが、自分を心から愛してくれている恋人ロレンソにも打ち明けられない苦悩を内に秘めていた。そんなある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、目眩を覚えるほど衝撃を受ける。ひとり娘アンティアは、12年前に理由さえ語らぬままジュリエッタの前から突然消えてしまったのだ。最愛の娘をもう一度、この手で抱きしめたい。母親としての激情に駆られたジュリエッタは、心の奥底に封印していた過去に向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた日記を書き始めるのだった......。
【作品情報】
ジュリエッタ (原題:Julieta)
公開日:2016年11月5日(土)
公開場所:新宿ピカデリーほか全国でロードショー
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:エマ・スアレス、アドリアーナ・ウガルテ、ダニエル・グラオ、インマ・クエスタ
原作:アリス・マンロー『ジュリエット(Runaway)』(新潮クレスト・ブックス)
(C)El Deseo
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