「ベルギー 奇想の系譜」展を渋谷で開催 - ボスやブリューゲル、マグリットなど
また、《バベルの塔》でも知られるピーテル・ブリューゲル(父)は、「第二のボス」とも称される奇想の画家だ。彼の作品には、虫眼鏡で見たくなるような神経質なほどに細かな描写で、寓話的な物語が広がっている。
その他に20世紀の作品としては、絵それ自体が謎かけをしているような不思議な世界を、手に触れられそうなリアルな描写で表したルネ・マグリットなども出品される。登場するのは一度は耳にしたことのある有名な画家の作品ばかり。それぞれの時代を辿りながら、一貫して複雑で奇妙な想像の世界を持った作品たちを一度に見られるこの機会は、記憶に残る美術体験となるだろう。
【詳細】
ベルギー 奇想の系譜ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで
会期:2017年7月15日(土)〜9月24日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
休館日:7月18日(火)、8月22日(火)
開館時間:10:00〜18:00 (入館は17:30まで)
※毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)