2018年3月18日 18:35
ミュウミュウ 2018-19年秋冬コレクション - 50年代後半から女性たちは強くなった
ショルダーの重量感と対峙させるように、ウエストはシェイプ。トップスをタックインして2重にベルトを巻き付けたり、ボディコンシャスなベアドレスを投じたり、レッグラインを露わにするペンシルスカートを差し込んだりして、シルエットの緩急を楽しんでいる。
ケミカルウォッシュデニムのブルゾンにボトムス、肉厚な千鳥格子のスカート、ドット柄のワンピース。コレクションに登場するのはどこかレトロな印象のピースばかり。交わるのは、近未来的なシルエットであるのにポップなカラーで彩られたアイウェアや首を保護するようにぐるぐる巻きつけられたストールといった、存在感の強いアクセサリーと、現代のストリートになじみ深いデニム、ニットといったカジュアルなピース。共通項のないピースがごちゃ混ぜになっているのだが、揃った姿はまとまりがありミュウミュウ独自の集合体として存在している。
アクネ ストゥディオズ夏ウェア、リボン連ねた花柄シアーブラウス&“目”モチーフのピンクシャツ