くらし情報『バルムング 2020-21年秋冬コレクション - 観念的な“時間”の象形』

2020年8月6日 19:50

バルムング 2020-21年秋冬コレクション - 観念的な“時間”の象形

バルムング 2020-21年秋冬コレクション - 観念的な“時間”の象形

バルムング(BALMUNG)は2020-21年秋冬コレクションを発表した。

Time - “時間”のイメージ
バルムング2020-21年コレクションのテーマは“Time”。過去と現在、未来の関係性、地球の創生、記憶の断片...デザイナー・ハチの中に存在する観念的な“時間”のイメージから着想を得たアイテムを展開する。

コレクションを通して特徴的なのが、構造的な仕立てだ。異素材を組み合わせ、片方のスリーブを省き、身頃に穴を開けたトップスはその好例。前衛的なパターンメイキングでありながら、洋服としての絶妙なバランスを保った、ユニークなルックスが存在感を放つ。

異なる素材の切替し、重ねから生まれる有機的なディテールも目を惹く点だろう。キルティングコートのポケット部分やスリーブは、裁ち切ったキルティングのテキスタイルをそのまま貼り付けたようなパーツで構成。
切りっぱなしの裁断面から感じる“不完全さ”は、洋服たちにアクセントを加える要素となる。

バルムングのシグニチャーアイテムの一つであるハイネックのビッグパーカーは、塩縮加工を施したナイロン生地で仕立てた。塩縮加工によって漂うヴィンテージ感も、ハチの中にある“時間”のイメージを再現したものだ。

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