熱中症予防に『保冷剤』はどう使う? 警視庁の助言に「知っておくべき」
具体的には、以下の部位を意識してみてください。
・わきの下
・首の付け根
太い血管を冷やすことで、冷えた血液が体を循環し、身体全体を内側から冷却しやすくなるのです。
短時間で身体を冷やさなければならない場合や、使える保冷剤の量が限られている場合にも効果が期待できる方法です。
保冷剤がない場合は冷えたペットボトルでも
外出中に予期せず熱中症リスクが高まってしまった場合、「手元に保冷剤がない」というケースもあるでしょう。
このような時には冷えたペットボトルで代用しましょう。
自販機やコンビニですぐに購入できるのがペットボトルの強みです。
複数本購入して、わきの下や首の付け根に当てると、身体がスーッと冷えていきます。
わきや首以外にも、足の付け根もおすすめの部位です。
濡れたタオルやうちわ、扇風機を併用するのもよいでしょう。
水分補給できない場合や全身を冷やしても改善が見られない場合、様子がおかしかったり全身にけいれんがあったりする場合には、迷うことなく119番通報をしてください。
夏の暑い時期には、誰がいつ、どこで熱中症になってもおかしくはありません。
重症化させないためには、できるだけ素早く体温を下げることが重要です。正しい対処で、夏の暑さから身体と命を守りましょう。[文・構成/grape編集部]
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