少年が気付いた母親の愛情 親の『ひと言』に涙が止まらない
「親の心子知らず」という言葉があるように、親子であっても常に気持ちが通じ合っているとはかぎりません。
気持ちのズレは時に不和を生み、そのまま関係が途切れてしまうことも。
これは、親の愛情が信じられずにいた少年とその母親の話。チャロス(@Cha_ros)さんが描いた『おかあさんの背中』をご紹介します。
『おかあさんの背中』
妹が産まれ、母親の愛情が薄れていっているように感じていた少年。
次第に「自分は愛されていない」「なんで僕のことを産んだのか」と、どんどん気持ちが遠のいていったのでした。
しかし後に、それは勘違いだったことが分かります。
わたしの命より大切。
そうはっきりと口にする母親の背中を見た少年の中に、閉じ込めていた優しい思い出があふれました。
きっと少年は、自分が愛されていることを心のどこかでちゃんと分かっていたのでしょう。
それでもわざと反抗的な態度をとってきたのは、母親の愛情を確かめたいがゆえの行動だったのかもしれません。