「ポイント倍増」「●%OFF」“無意識のムダ遣い”誘い注意
「ポイントもたまるからとまとめ買いをした結果、不要なものまで購入して結局損をする恐れがあります。ティッシュペーパー、歯みがき粉などは、ストックがあるとついつい使用量がかさんでしまうもの。基本的には必要なものはそのつど買うように心がけましょう」
店頭で紛らわしいのが、お店で実施する「ポイント倍増デー」。100円で1ポイント、1ポイントが1円に還元されるなどの仕組みがあるが、特定の曜日に買い物をすると、それが5倍、10倍とたくさんもらえる。
「また、『2,000円買ったらポイント8倍』などと、購入額に応じた特典もよくあります。その額まであと少しというときに、レジ前の小さなお菓子など、余計なもののついで買いをしてしまいがちです」
ネット通販の「○月×日△時までに購入で30%OFF!」などのキャンペーンも金銭感覚をマヒさせがち。そのときは満足感を覚える一方で、不要な出費がかさんでいることも少なくないのだ。
また、ファストフード店やカフェなどが独自に発行するプリペイドカードにも落とし穴が。
「3,000円チャージするとプラス100ポイント、ポイントがつく日にチャージするともっとおトク、といったサービスがありますが、2〜3年以内に使わないと残高が失効してしまうなど、有効期限を設けている場合があります。