くらし情報『河野行政改革相の押印廃止に 日本一のハンコ屋「バカヤロー」』

河野行政改革相の押印廃止に 日本一のハンコ屋「バカヤロー」

「40年前に約6,000軒あったハンコ屋は、現在では2,000軒を切っています。印鑑登録制度がなくなれば、今の3分の1も残ればいいほうではないでしょうか。印章業が消えてなくなるのは時間の問題です。ハンコ屋をハードと捉えるかソフトと捉えるかにもよりますが、ハードとしての専門店は必要なくなります。しかし、落款印(らっかんいん)のような個人の趣味のハンコは残ります」

落款印とは、書や絵画などの作品が完成した際に、作者の証として捺印する印鑑のことだ。

「私の名刺の肩書きは『ハンコデザイナー』、つまりグラフィックデザイナーです。今後はデザイン力がないハンコ屋は消えて行くでしょう。しかし、個人で絵が描けるところは生き残れます。
デザイナーが参入することも考えられます。ハンコ屋でハンコを作る必要がないので、例えばデパートの入り口にハンコを作るコーナーができるなど、ハンコ屋の形も変わっていくかもしれません。

なので建前としては『バカヤロー』と言わざるを得ないが、本音は時代の潮流として当たり前だと思っています」

ちなみに記者は珍しい名字だと自負しているので、「日本一の品揃え」が本当なのか試してみた。

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