森会長 会見で辞任発表も…「何にもわかってない感」と疑問の声
と会見を開いた。しかし記者が質問を重ねるにつれ、「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」と凄むなど傲慢な振る舞いを連発。そのため“逆ギレ会見”と揶揄されることに。
そうして発言は日に日に世界規模で問題視され、9日にIOCは「森会長の発言は極めて不適切で、IOCが取り組む改革や決意と矛盾する」との声明を発表する事態にもなった。
そんななか12日、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の臨時会合で辞任を発表した森会長。しかし辞める理由について「私の不適切な発言が原因で、大変混乱を致してしまいました」「五輪を開催するための諸準備に、私がいることが妨げになるということであってはならない」といい、さらに報道の仕方について苦言を呈した。
「これは解釈の仕方だと思うんですけれども、そういうとまた悪口を書かれますけれども、私は当時そういうものを言ったわけじゃないんだが、多少意図的な報道があったんだろうと思いますけれども」
■「女性を蔑視する気持ちはない」というが……
続けて、森会長は五輪での自身の取り組みを回想。「女性と男性の比率をできるだけ同じくしようということで、ほとんどの競技団体にもお願いして、ほぼ完璧な仕上がりができたなと思っております」