「月37曲振り付け、5日で8時間睡眠」夏まゆみさんが20年来の戦友・藤本美貴に語っていた壮絶全盛期
「藤本はソロだったから、全然怒る必要がなくて。マンツーマンでやってたからちゃんと向き合っている気がして。(藤本がモーニング娘。に加入した後のレッスンでも)あえて藤本を名指しで言わなくても、藤本はわかってるなっていう安心感があった」
当時、夏さんはモーニング娘。や藤本以外にも、ハロー!プロジェクトのすべてのグループの振り付けを担当していたという。
「ほかの振付師の先生がいなかったので、全部やってたんだよ。午前中にタンポポ(の振りを)付けて、午後の早めにモーニング娘。やって、最後にミニモニ。
やってみたいな」
その結果、仕事量は増え、多忙を極めたという。
「5日で8時間しか寝れてなかったの。月に30曲とか付けてたわけ。最高記録が37曲で。曲が上がるのがちょっと遅れてきても、リリース日が決まっているので(曲を)もらった1時間後に振り付けするっていうのがあった」
夏さんは動画の最後で、そんな努力が報われた瞬間も語っていた。「この間ね、生きていてすごい嬉しいことがあって。某テレビ歌番組で『恋愛レボリューション21』が“嫉妬するほどすごい振り付け”1位になってた。今の時代の私よりも若い振付師たちが選んでるのね。