2023年9月26日 11:00
「罰当たり」人気お守りの転売にネット怒り…住職が明かした“苦悩”とオンライン販売しない“理由”
まず住職によると、猫のお守りが転売される以前から、すでに御朱印帳などのアイテムがフリマサイトに出品されていたとのこと。その上で、郵送対応を導入したきっかけをこう語った。
「最初、予想以上に大勢の方がお守りをご購入しにお寺に来られ、その際に売り切れてしまったんです。再入荷するまでお待たせしてしまうのに、もう一回来て下さいと言うわけにはいきません。それで、郵送でも対応しますという形にさせていただいたんです」
当時は「一人3体まで」と購入制限を設けていたが、すぐに在庫がなくなってしまったとのこと。それでも希望する人の手に渡ってほしいとの思いで、お守りの在庫を増やしたという。「安定的に販売できるよう業者さんにお願いしましたので、よっぽどのことがない限り数を制限することはいたしません。仮に『100個ください』と言われたら慌てますが、常識の範囲内で買われる分にはすぐに在庫切れにならないようにはなっております」
■動物デザインに込められた思い「小児病棟で持っていてもおかしくないお守りに」
今回注目を集めたのは、猫6匹の「6猫」にかけた「無病守り」。
’22年2月22日の“猫の日”から販売をスタートさせたが、こちらもすぐに売り切れてしまったという。