「とんでもなくホワイト」「働き過ぎ」海外の新社会人TikTokerが訴えた“9時~17時勤務”への悲鳴に賛否真っ二つ
「働き過ぎ」と訴えたBRIELLEさんのTikTokより
海外の女性TikTokerが「9時~17時の労働は酷」と訴えた動画が、日本でも注目を集めている。
大学を卒業して新社会人として働き始めたという女性は、10月19日に《9時から17時まで仕事をして、どうやって自分の時間を確保したらいい?》との文字を添えて動画を投稿。職場が自宅から離れているため、朝は7時半の電車で出勤。帰宅は夜18時すぎになり、金銭的余裕もないため引っ越しもできないという。
そのため女性は「帰宅後に入浴や食事、運動をする時間もないし気力も沸かない」と、ワークライフバランスが保てない状況を嘆いた。ただ仕事内容には不満はないといい、「通勤時間がかからないリモートワークなら良いのに」とも述べていた。
「9時から17時まで働くなんて頭がおかしくなりそう」と声を詰まらせて訴えた女性の動画は、日本のX(旧Twitter)でも拡散され議論が巻き起こる事態に。
日本での労働時間は、原則として1日8時間、1週間に40時間までと定められている。
いっぽうで厚生労働省が今年5月に公表した昨年度の「毎月勤労統計調査」では、所定外労働時間は10.2時間で前年を3.9%上回る結果となっていた。