久本雅美 池田大作氏の葬儀で目撃した憔悴姿…選挙運動にも尽力した芸能界トップクラスの貢献
その後、久本にとって運命的な瞬間が訪れる。’92年1月、創価学会の新春幹部会の席で漫才を披露したのだ。当時の様子を、創価学会のPRビデオ『すばらしきわが人生Part2』の中でこう振り返っている。
《終わってホッとしていたら、池田先生に『おもしろかったね』と開口一番におっしゃっていただいたんです。うれしくて、感動で、涙が出て。(略)信心してよかったな、先生と会えて本当によかったと思いました。そういう原点の日を先生に作っていただいて――》
このとき《先生の弟子として恥ずかしくないように》と思いを新たにしたという久本。’90年代中ごろからレギュラー番組も増え、マチャミの愛称でお茶の間人気を高めていく。
同時に、創価学会が支持母体である公明党の選挙運動にも尽力してきた。
最近では旧統一教会の問題に端を発し“宗教と献金”や“政教分離”の議論が進んでいるが、創価学会もそうした指摘を受けた過去がある。
「久本さんの存在感は芸術部に所属する芸能人の中でもトップクラス。創価学会のイメージアップに彼女がはたしてきた役割は極めて大きいでしょう」(乙骨さん)
学会葬の翌日には、金曜レギュラーを務める『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)