過去10年で「面白かった朝ドラ」ランキング!3位『ちむどんどん』、2位『らんまん』を抑えた圧倒的1位は?
と妻の名前を刻む。年老いた万太郎が「寿恵ちゃん、愛しちゅう」と、妻を抱きしめるシーンは視聴者の涙を誘った。
夫妻の絆を丁寧に描いた物語は、多くの朝ドラファンに支持されたようだ。
《神木隆之介さんと浜辺美波さんの演技が良かった》
《本で言う読後感が素晴らしかった》
《実在の植物学者の生き様を楽しく描いていた》
《土佐弁やロケ現場がわかりやすく面白かった》
そして第1位は宮藤官九郎(53)が脚本を手がけ、のん(30、当時は能年玲奈)がヒロイン・天野アキを演じた『あまちゃん』(’13年前期)。「つまらなかった」ランキングでは3位となったが、他の作品を大きく引き離し180票を獲得した。
東日本大震災前後の岩手県を舞台に、“アイドルの町おこし”をテーマとした人情喜劇。引っ込み思案な高校生2年生のアキが海女を目指すうちに、町を盛り上げる地元アイドルとして成長する姿は多くの視聴者を惹きつけた。
本作はギャラクシー賞や橋田賞など数々の賞に輝き、「じぇじぇじぇ」というセリフは流行語大賞に。
放送終了後には喪失感を訴える視聴者が続出し、「あまロス」が巻き起こったほど。今年は再放送もあり、“あまちゃん熱”が再燃したようだ。