止まらない杉田議員のアイヌ民族への“人権侵犯”「もはや自民党の責任」と専門家指摘
加えて日本では、こうした差別発言に関してなんら罰則がないことも問題だという。
「2016年にヘイトスピーチ解消法が成立しました。同法ではヘイトスピーチをなくすための努力義務が設けられていますが、罰則規定はありません。罰則がないから何を言ってもいいと考えている人は議員の中にも少なからずいると感じます」
マイノリティの権利を“逆差別”“特権”などと言って迫害する社会が助長されれば、やがてそれは自身の身にも降りかかってくるのだ。