「本気で調べたんか?」高島屋 クリスマスケーキ崩壊問題での“あきらめの早さ”に広がる波紋
ピンポイントでの原因の特定は無理でも、可能性は上げられないのかとの記者からの質問に対しては「特定をするだけの明確な根拠を見出すことが不可能」と断じ、「一連のプロセスのどこかのポイントで何らかの問題があったと捉えている」と実質無回答に。「当時と全く同じ環境を再現することは現実的には不可能」であるため「原因の特定は不可能」との結論を繰り返した。
「今回委託先の会社からの調査報告を聞き取っただけで、高島屋が主体となった立ち入り調査なども行なっていません。正直、原因の究明をする強い意思が感じられず、とにかく再発防止さえできればいいというような印象を受けました。
再発防止案として管理体制の強化を上げていますが、原因の可能性すら示せないのであれば、再発防止もできるのかと消費者が不安になるのは当然です。協力企業を守りたいという思いがあったのかもしれませんが、それでももう少し違った発表の仕方があったのではないでしょうか」(経済部記者)
たった数日の調査による「原因不明」との発表に、SNS上では髙島屋への不信感を募らせる声が続出している。
《高島屋の2日だけ業者任せの調査して、原因特定不可能ってのはよろしくない気がする》
《高島屋…記者会見してたけど…何の為に出てきたの?これじゃ、来年どころか、高島屋のケーキは製造から駄目なのかもしれないので…買わないよね》
《この段階で原因不明って発表したのはまずったよなぁ。