くらし情報『飲み物を最安値で買うには? 自販機まで広がる変動価格制…時間や需要でモノが安く』

飲み物を最安値で買うには? 自販機まで広がる変動価格制…時間や需要でモノが安く

たとえばタクシーです。’23年5月から国土交通省に申請したタクシー会社はダイナミックプライシングを導入できます。ただ配車アプリの利用に限られるため導入数はまだ少ないですが、雨の日や深夜は高く、晴れた日中は安い料金設定が可能。配車アプリの浸透とともに増えていくでしょう。

また、千葉県でコインランドリーを運営するwash-plusでは、コインランドリー専用のアプリで、QRコードで決済できます。その際、気象情報などを基にしたダイナミックプライシングを採用。利用者は事前にアプリで料金を確認してから利用する時間を選べますし、混雑も緩和できて、企業の業績も好調だといいます。

ダイナミックプライシングは、企業側の利益アップが注目されがちですが、利用者にとっても選択肢が広がり、合理的で公平な仕組みといえるでしょう。


ですが、身近にダイナミックプライシングが増えると、どの価格で買うかという判断基準を自分で持つ必要があります。スーパーで「閉店間近だと安いかも。でも、ないと困るから高くても今買う」などと考えるのと同様です。また、情報収集も大切です。宿泊施設などでは、早めに予約をとれば「早割」が利用できる。

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