交通機関にクレカ乗車 ICカードや切符なしで乗れる鉄道などが増加。定期の問題は?
と悩むこともなくお得な選択ができるので、福岡市地下鉄のクレカ利用率は徐々に上がっているといいます。
乗降のたびに運賃を引き落とす「即時払い」の交通系ICカードと違い、クレカ乗車は1カ月分をまとめて請求される「後払い」です。ですから、事前にチャージする必要がなく、チャージ不足で改札ではねられることもありません。
さらに後払いの特性を生かして、1カ月の乗降回数が一定数までは正規料金を、一定数を超えたら自動的に定期券料金を徴収するサービスも検討されているようです。実現すれば、列に並んで定期券を買うこともなくなります。
ほかにも、同一区間を10回乗車したら11回目は割引料金になるとか、ショッピングモールなどと連携して、鉄道で利用したクレカで買い物すれば割引やポイントアップになるなどのお得が増えるかもしれません。クレカですから、運賃にもポイントが付くでしょう。
家計管理の面では、クレカでの支払いは利用明細にほかの買い物などと一緒に運賃も表示されます。
支出を一覧できて、ムダ遣いの洗い出しなども簡単になるでしょう。注意したいのは、災害時の対応です。クレカを使いたくても停電が起きると機能が停止してしまいます。