819万円還流を“一転”謝罪の馳浩知事 「アルバム贈答作戦」でも二転三転…嘘つきぶりに呆れ声
東京五輪の招致決定当時、招致推進本部長だった馳知事。昨年11月17日に東京都内で行われた講演会で「メモを取らないように」と釘を刺した上で、当時首相だった安倍晋三氏(享年67)に「馳、金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と言われたことを明かしていた。さらに、IOC委員105人全員のアルバムを作成したと言い、「官房機密費使っているから。1冊20万円するんですよ」と述べていた。
五輪関係者への贈答はIOCの倫理規定に抵触する可能性がある。そのためこの発言が問題視されると、同日夜に馳知事は「誤解を与えかねない不適切な発言であり、全面的に撤回する」と弁解するハメに。
「翌日に記者会見を開きましたが、記者の追及に対して全く噛み合っていないのもお構いなしに『撤回した』を連発。
その後、12月の県議会で、馳知事自身が過去にブログで記述した”想い出アルバム作戦”について『参考資料として数冊作った』と初めて認めたものの、予算の出どころについては『自民党の予算』と述べて、”官房機密費”の話はなかったことに。それ以降は、『全面撤回しているので、五輪招致に関して今後一切発言することはない』と一貫して説明を拒否し続けています」