シャンシャン 中国返還から1年!3大カメラマン厳選ベストショット
撮影のこだわりとしては、マナーでしょうか。自分ばかり撮っていると他の人が撮れなくなってしまうので、ある程度撮れたらベストポジションは譲り合って、みんなで楽しく撮影できるように心がけています。そのほうがシャンシャンも落ち着いてタケノコを食べられると思いますし(笑)」(高氏さん)
次の写真は、羽生結弦や大谷翔平ら人気アスリートから動物の写真まで、多方面で活躍しているフォトグラファーの望月仁さんが撮影。
「シャンシャンは(雅安碧峰狭基地の)閉園時間になると、塀沿いのくぼみを通ってお別れに来てくれることが多いんです。そのときに広角レンズで撮らないとシャンシャンが大きくはみ出てしまうので、14mmレンズで待ち構えて撮ったのがこの写真です。中国でシャンシャンがタケノコを食べる時間は10分以上もあるので、いろいろと撮り方をかえながら撮っています。猛獣感のある顔になる瞬間は避けて、かわいい顔を狙ってシャッターを押したり、アングルや色をかえて撮影したり、モノクロで“パンダ感”を強調することもあります」(望月さん)
そしてラストは、上野動物園に毎週通ううちに素人の領域を超える腕前になったチャオさんが撮影した1枚。