「願いが1つ叶うなら…」鳥山明さん逝去でNARUTO作者の“追悼コメント”に「全ファンの思いを表してる」と涙
何もなかった田舎少年の僕にとってそれは救いでした。本当にドラゴンボールが楽しすぎたからです!》
漫画家の道へと進んだきっかけも『ドラゴンボール』だったという。
《大学生のときです。突然、僕の生活に長年当たり前にあったそのドラゴンボールが終わりました。とてつもない喪失感に襲われ何を楽しみにすればいいのか分からなくなりました。でもそれは同時にドラゴンボールを生み出してくれた先生の偉大さを心から知る事ができるきっかけでもありました。僕も先生のような作品を作りたい!先生のようになりたい!と、先生の後を追いかけるように漫画家を目指すうちにその喪失感もなくなっていきました》
突然の訃報に対しては、《今、先生のご訃報を受けたばかりです。ドラゴンボールが終わった時以上のとてつもない喪失感に襲われ…まだこの心の穴にどう対処すればよいのか分かりません。
今は大好きなドラゴンボールも読めません。先生へお伝えしたいこの文章もまともに書けている気がしません》と深い悲しみを露わにした岸本氏。そして、こんな願いをつづっていた。
《世界中の皆んながまだまだ先生の作品を楽しみにしていました。もし本当にドラゴンボールの願いが1つ叶うなら…すみません…それはわがままな事なのかもしれませんが、悲しいです先生》
ドラゴンボールファンの想いを代弁するかのような岸本氏の深厚なコメントは、多くのファンの心を揺さぶったようだ。