金属工場の“猛毒”六価クロム槽に猫が転落…市役所が明かした「苦情電話の内容」
担当者は原因について、「工場内に猫が勝手に入ってしまい、金属メッキ槽の上が暖かいから乗ってしまったんだと思います。メッキ槽の上には通常厚いシートが被せてあるのですが、端の方に乗ってしまいそのままずり落ちてしまったのではないかと言われています」と説明。
現在の状況は、「住民への被害報告は特になく、猫の目撃情報も特に入っておりません」とのこと(12日13時現在)。なお市役所ではパトロールを行っているといい、担当者は「ゴミの収集に合わせて町内を巡回し、その際にそういった猫がいないかを見て回っております」と語った。
またネットやSNSで「猫が可哀相」との声が上がっているように、同市にも苦情の電話が10件~20件ほど入っているという。担当者は「ご自身でも猫を飼われている方が多いようで、『事業者に対してこうした事故が起こらないような指導や対策を徹底してください』という風な意見が入っています」と明かした。