飲酒運転の嘉門タツオ「断酒の誓い」は?逮捕・略式起訴、活動自粛から3.25ライブ復帰へ
――昨年、取材で「断酒」宣言して以来、お酒はもう飲んでいませんよね?
「……半年は、一滴も飲んでなかったんですよ。でも去年の10月に酒店から電話がかかってきまして、『お預かりしていたワイン、どうしますか?』と。妻が生前、支払いを済ませていた赤白36本が、まだお店に保管されていて……。これは天国の妻が『飲んどきや』って言ってくれてるんだっていう解釈で。年末には、周りの友人にも勧められて飲みました。『やっぱりおいしいなあ』と」
妻の“お告げ”と友人の勧めを言い訳にして、最後はハハッと笑いながら言った。
「酒は二度と飲まない」宣言の半年後にワインを口にし、その後も何度か飲酒して「断酒の誓い」を破っていた。
そもそも嘉門は逮捕時、警察の取り調べに「前夜の酒が残っていた」と供述していたが、レコーダー解析が進むと「事故の直前に寿司店で飲みました」と白状していた。
その「嘘」の前例に加え断酒の誓いを破ったとなると「運転免許の再取得はしない」としていた言葉の信憑性すら薄れてくる。
そう指摘すると、深刻な表情になり、
「ただ『酔うために飲む』とか、『今日は飲むぞ!』と自分からお酒に手を伸ばしたりは、していません。