「器が小さい」自民・世耕議員 裏金疑惑で聴取した岸田首相を国会で“ガン無視”の逆ギレにドン引き
(全国紙記者)
岸田首相は予算成立後の記者会見で、裏金事件をめぐる安倍派幹部らの処分について「来週中にも処分がおこなえるようプロセスを進めたい」と明言した。
裏金事件の動向が注視されるなか、SNSでは参院本会議で世耕氏が岸田首相に見せた“逆ギレ態度”にも関心の目が向けられていた。
注目を集めているは、討論のあとに行われた出席議員による記名投票の場面だ。名前を読み上げられた議員たちは、次々に演壇に木札を持参。投票を終えると、議長の近くに座る岸田首相に頭を下げて自らの席に戻っていった。
世耕氏も名前を呼ばれると、他の議員と同じように投票をしたが……。なんと岸田首相には頭を下げることはなく、素通りして席に戻っていったのだった。岸田首相は唇を固く結び、眉間にしわを寄せて小さく何度も頷いていた。
その表情はまるで、何かを堪えているような様子にも見えた。
「世耕氏といえば、以前から岸田首相に対して批判的でした。昨年10月には参院本会議の代表質問で、岸田首相に『リーダーとしての姿が示せていない』と異例の苦言を呈したことがありました。その後もジャーナリスト・桜井よしこ氏(78)との月刊誌での対談で、岸田首相の指導力について『言葉に情熱を感じない』と“ダメ出し”をしていました。