大谷だけじゃない…“身内”に裏切られた有名人! 新庄剛志は22億円、35億円を失ったスターは?
■裏切りに気づかないのは夢にまい進しているから
身内の裏切りの被害者には、スポーツ選手も名を連ねている。
「スター選手は、高校卒業後、いきなり大金を手にします。そこにいろんな人たちが集まりますが、一定数は危険人物がいます。とりわけプロ選手にとって引退後の生活は不安。そこにつけこみ親身に相談にのる友人や親族に使い込まれたり、出資したりして全財産を失うケースも多いのです」(前出・スポーツ紙記者)
海外に目を向けると、元バスケット選手のケビン・ガーネットがファイナンシャルアドバイザーに騙し取られたのは7700万ドル。現在の日本円で119億円と失った額もハンパではない。
昭和の大スターには、身内の裏切りで人生がおかしくなったケースも。ベテラン芸能記者が語る。
「連続テレビ小説『ブギウギ』のモデルとなった笠置シヅ子さんは、同居していたマネージャーに今の価値で5000万円以上を使い込まれる被害にあっています。アメリカ公演の直前で、マネージャーの背信行為がなければ笠置さんはもっと活躍の幅を広げていたでしょう。
また、昭和の大スター江利チエミさんが財産管理を任せていた異父姉は、江利さんへの嫉妬心から宝石類から何から全財産を奪ったうえに、実家を抵当に入れて2億円といわれる借金を作りました。