廃棄されそうな品物を買うことで「食品ロス」削減と節約の一石二鳥を
■ユーザーはアプリ上で“レスキュー価格”の商品を購入
食品ロス削減には、新しい取り組みがたくさんあります。
たとえば「TABATE」というアプリでは、閉店間際にまだおいしく食べられるのに残ってしまいそうな食品を、多少割り引いた“レスキュー価格”で掲載。欲しいと思ったユーザーはアプリ上で購入し、商品を店舗まで取りに行く仕組みです。ユーザーはお得に、店側は売り上げを増やして、食品ロスを削減できます。家の近くや帰宅途中にレスキュー商品があれば試してみたいですね。
また、「Kuradashi」というショッピングサイトでは、まだ食べられるのに廃棄されそうな食品などを最大97%引きで販売しています。冷凍一口タイプのモッツァレラチーズが82%引き、生チョコの詰め合わせが76%引きといった価格で並んでいます。賞味期限が近い、シーズンオフなど、食品ロスになりそうな理由が書かれているので安心です。
ネットショッピングは苦手という方には、過剰在庫などを買い取り、店内すべての商品を半額で販売する「半額倉庫」や「222(トリプルツー)」などもあります。道の駅や産直販売所で、大きすぎたり小さかったりする規格外の野菜などを買うのも一手です。