「安全なとこなん?」波紋呼ぶ中国の激安ECサイトのCMを『THE SECOND』内で放送…寄せられた不安の声
どの商品も格安で、90パーセントオフなどのクーポンが頻繁に配付されるのも特徴です。中国国内ではアリババなどに次ぐ企業規模だといい、日本のアップルでのアプリダウンロードランキングも現在1位と、徐々に知名度を上げています」
いっぽうで、Temuをめぐってはいくつかの問題が指摘されている。
「23年、アメリカ議会の『米中経済安全保障再考委員会』が、新疆ウイグル自治区での人強制労働防止法違反やクレジットカードを介した情報漏洩が懸念されるとし、『問題企業のひとつ』と指摘しています。
さらに今年4月には韓国の仁川本部税関が、Temuが販売する製品48個から基準値の最大700倍もの発がん物質が検出したと報じています」(前出・社会部記者)
問題視されている企業のCMが全国ネットで放送されるという事態。実は4月にも“大人気番組”にTemuが登場して波紋を呼んだ。「4月6日に放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)で、出演者がTemuの商品を紹介する場面があり、その際もネット上では今回と同様の指摘があがっていました」(前出・社会部記者)
4月、『FLASH』の取材に対し、Temuの安さの理由を同社の広報担当者は次のように答えている。