「私は漫才の方がやってて楽しいわ」今くるよさん 知人明かすいくよさん急逝後の憔悴
「いきなり一人で舞台に立つのは負担が大きいということで、大喜利大会で一番最後にボケるといった役回りで、大勢の後輩芸人らと一緒に出演するという形で復帰しました」
舞台の上では気丈に振る舞うくるよさんだが、思わず弱音をこぼすこともあったようだ。
「くるよさんに会った時、『ようさんの人と一緒にやるのは大変やねえ』とか『やっばり私は漫才の方がやってて楽しいわ。いくよちゃんはもうおらへんのやけど……』と話していましたね」
さらに‘22年には、転倒し、大腿骨を骨折してしまう不運にも見舞われてしまう。
「一昨年の始めごろだったと思います。たまたまくるよさんの20年来のマネージャーであるAさんとお会いした時、『くるよさん元気してはる?』と聞くと、Aさんは『食事もちゃんととって、元気は元気なんですけど、車椅子にいったん乗ったら車椅子が気に入ってしまって、車椅子からはなれへんのです』と言っていました。Aさんが『自分の足で歩くようにしないといけませんよ』と伝えていたそうなんですけど、『自分で歩いてまたこけて足折ったらどうすんのさ』と言い返され、『もう何も言えないんです』って、正直Aさんも困っていましたね」