「またかよ」重要文化財を破損のNHK 過去には東大寺にくぎを打ったことも…繰り返される軽率な撮影姿勢
昨年4月、朝ドラ『ブギウギ』の撮影中に滋賀県東近江市の百済寺の本堂の廊下を破損したのです。百済寺は聖徳太子が創建したと伝えられ、織田信長の焼き討ちによって一度は焼失したものの江戸時代初期に再建された文化財です。『ブギウギ』の撮影では、ダンスの練習をするシーンを廊下でリハーサルしていた際、床板を長さ10メートルにわたって陥没させたということです」
03年には『ゆく年くる年』の中継準備をしていたNHK大阪の委託業者が、奈良県奈良市の東大寺にある国宝の鐘楼に、勝手に長さ約3センチのくぎを打ち付けていたことが報じられていた。
また、22年には世界遺産に指定されている和歌山県の熊野古道の路面の一部が破損していた問題で、NHKが中継局の設備更新のために無許可で土のうを設置したことが明らかになっている。国史跡は文化財保護法により無許可の現状変更は禁止されており、NHKは《深くおわび致します》と謝罪していた。文化財に対する軽率な扱いが相次ぐNHK。SNS上では次のような声が上がっている。
《何度目ですか。
今放送中の一つ前「ブギウギ」の撮影でも文化財破損やらかしてなかったっけ?ちっとも進歩がないと言うか反省してないというか、ただただ呆れる。