大谷取材で“出禁”報道のフジテレビ 過剰取材に駆り立てた“肝いり情報番組”の不振
メインキャスターにNHKを退局したばかりの青井実アナウンサー(43)を起用した。今年1月、当時NHKに所属していた青井アナは、会社に報告せずに親族企業から役員報酬を得ていたことで厳重注意処分を受けたと報じられたが、1月18日に『ニュースウオッチ9』を突如降板すると、フリーに転身し、フジテレビの情報番組のキャスターに異例の形で抜てきされたのだ。
しかし、リニューアル後も、視聴率ではいまだ『news every.』(日本テレビ系)などの後塵を拝している状況で、現場ではスタッフの士気の低下も懸念されているという。
「青井さんはNHKの看板報道番組のキャスターをしていただけに、アナウンス力は安定しています。しかし、高額なギャラを払っているのに見合うだけのメリットが得られているかといえば、疑問を抱かざるをえません。局内スタッフ、特にフジテレビ所属のアナウンサーとしては複雑な気持ちにならざるを得ないでしょう。『このままで、将来大丈夫なのかな……』と不安を漏らすアナもいます」(前出・フジテレビ関係者)
また、『イット!』は19時に放送が終了すると、その後ほどなくして視聴率の速報値が報告されるという。