『コロンブス』MVが炎上のミセス コカ・コーラのコメントにファン失望「依頼するだけして最後これ?悲しすぎ」
コカ・コーラ公式サイトより
差別的表現が含まれているとして公開停止された、Mrs. GREEN APPLE(以下ミセス)の新曲『コロンブス』のMV。6月14日、同楽曲を「サマー・キャンペーン」のCMとして使用していたコカ・コーラがコメントを発表したが、その内容が波紋を呼んでいる。
同MVは、メンバーの3人がコロンブス・ナポレオン・ベートーヴェンに扮し、たどり着いた島にいた先住民のサルと交流する姿を描いたもの。しかし、コロンブスは近年、先住民の虐殺や征服など“植民地支配”の象徴としての見方が強まっている。そのため、サルに人力車を引かせたりメンバーがピアノや乗馬、天文学を教えたりする描写が「差別的だ」と指摘を受けていた。
批判を受け、所属元のユニバーサルミュージックは「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」として動画を即日公開停止。続けて、Vo/Gtの大森元貴(27)が制作の意図についてコメントを発表し「決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでした」と説明。
そして「上記のキーワードが意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です」