二宮和也 独立後初主演!「この6年で物事をより客観的に見られるようになったかな」
過酷な撮影かと思いきや、二宮いわく、前作ではそれほどでもなかったそうで……。
「渡海先生はオペの終盤に現れて、サクッと終わらせるだけだから、正直ラクだったんですよ(笑)。技術というより、手術に真摯かつ誠実に向き合う姿勢を意識して演じていました。でも、周りのみんなは、すごくしんどかったみたい。10時間以上撮影することもあったんだけど、僕が現場に入ると終わりが近いから、みんなが喜ぶっていう(笑)。今作では、序盤からオペに参加するので、僕もようやく、その大変さを味わうことになりますね」
今作の主人公、世界的天才外科医の天城は、手術にあたり、財産の半分を掛けた運試しに勝つことを要求する。“ディアブル=悪魔”と呼ばれるように、非情な人物に思えるが、二宮は意外にも肯定的にとらえている。
「天城先生が求めていることって、理解できなくもないんですよ。
何より、結果を残している人の言葉は、受け入れられなくても、聞いておくべきだと思っていて。僕自身、運と実力を兼ね備えた方たちの後ろにつかせてもらったおかげで、今があるわけですしね。まあ僕は、天城先生の運試しに勝てる気はしないので、“そこそこ”の先生にお願いします(笑)」
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