石丸伸二氏 都知事選2位の大旋風もテレビ局プロデューサーが「人気は長続きしない」と訝しむワケ
揚げ足取りというか、あれではバカにされているといっても過言ではありません。
仮にスタジオに呼んだとしても盛り上がらないし、何より無駄なやり取りが多くなるため、尺(時間)も長くなってしまう。そういった意味では、テレビ的にはあまり出したくないキャラクターと言っていいでしょう」
意外にもテレビなどのメディア出演以外は、石丸氏の語り口調はソフトだという。
「街頭演説などでは自分を支援してくれる有権者に対し、演説もゆっくりと語りかけ、時間も無駄にかけないからファンになってしまう人も多い。ある意味、”演歌歌手の地方営業”に近いノリで、今でいう”推し活”としてハマってしまう有権者が出てきたのでしょう。
それだけに、もうちょっとテレビでも上手く対応して我々メディアを味方につけた方が、今後につながるのでは、と思うのですが……。あれではテレビで応援してきた石丸ファンも決して気持ちいいものではないと思うし、このままだと人気は長続きしないのではないでしょうか」(前出・キー局報道プロデューサー)
今後は国政進出も期待される石丸氏だが、今のスタイルを貫いていくのだろうか。