47都道府県で女子に愛される地元のメイブツ【茨城県編】
日本屈指のアンコウの本場、茨城!……と聞くと冬の鍋やあん肝が思い浮かぶけれど、北茨城では超珍しい“アンコウの干物”が大人気。その名も「ぴーあんこうの干物」。“ぴーあんこう”とは地元漁師さんの呼び方で、成長途上の小さいアンコウ=アンコウの子どものこと。
ぴーあんこうは、10月から5月末ぐらいまで水揚げされるそう。大きさは尾まで入れて20〜26センチぐらい。アンコウらしく肉厚でプリッとした歯ごたえ。パサつき感はなくジューシー。ほどよい塩加減がご飯のお供に酒の肴にピッタリ。
地元民いわく「焼いたぴーあんこうの干物は、酒のつまみに最高だべぇ〜。こごいらでは、県外の人にぴーあんこうの干物を買ってみやげに持って行ぐことが多いべぇ。ほかではめったにないから、すんごく喜ばれっぺ」。食べたい!
県南に下った牛久市に明治36年に開業したのが「シャトーカミヤ」。東京・浅草の「神谷バー」を開業した神谷傳兵衛が日本初の本格的ワイン醸造場として開設した。現在はワインに加え敷地内の牛久ブルワリーでクラフトビールを醸造。