【ポップな心霊論】「親父と出くわした廃ビルでの恐怖体験」
もちろん電気は止まっているためエレベーターは動かず、2人の職場があった2階まで、階段で上がることに。オフィスにたどり着くと、そこはまさに廃虚。壊れかけた机や椅子があちこちに転がり、異様な雰囲気でした。でも、2人にとってはやはり懐かしい場所のようで、楽しそうに歩き回っていました。
すると同僚の方が、ある机の裏側をゴソゴソと探り始めたんです。不思議に思って見ていると「あった!」と何かをパッと取り出しました。その手に握られていたのは、なんとでっかい中華包丁。「これで頼まれた仕事を片付けてたんだよ」とにこやかに語っていたのですが、僕はもちろん親父も面食らってしまって、何も見なかったことにして帰路につきました。
彼は一体、どんな仕事をしていたんでしょうかね……。
まったく幽霊は関係ないですが、めちゃくちゃ怖い話でしょ?
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