ついに開校した加計学園 新入生186人の“意外な本音”とは
(写真:アフロ)
《本件は首相案件》
鎮静化したようにみえた加計学園問題が再燃している。首相秘書官だった柳瀬唯夫氏(56)が漏らしたという冒頭のひと言。それが愛媛県の作成した文書に記されていたと、4月10日に朝日新聞がスクープしたのだ。
このため「学園の獣医学部創設には、安倍晋三首相(63)の意向が働いたのではないか?」との疑惑が再浮上。そんななか誰よりも混乱しているのは、4月3日に開校した学園の新入生186名だろう。
「浪人したほうが良かった」という学生の本音を報じた新聞もあった。そこで本誌は揺れる現場を直撃取材!だが、学生から聞こえてきたのは意外な言葉だった。女子学生の1人がこう語る。
「不満なんてないですね。校舎は新しいし、学食もおいしい。サークル活動も、すべてイチからのスタートです。『こんなサークルを作ろうよ』など、みんなの意見が活発に飛び交っていますよ」
学生同士の団結も、むしろ深まっているようだ。別の女子学生がこう続ける。
「大学の外で起こっていることは、私たちにはどうしようもありません。ここに入った以上、私たちにできることは勉強することだけ。だから『国家試験に合格して、世間を見返してやろう』と、みんなで言っていたところです」
期待に胸を膨らませる学生たちの健気な姿――。
だが、地元・今治出身の愛媛県議・福田つよし議員は語る。
「定員200名に対し、新入生は186名と定員割れ。このまま続くと、経営が苦しくなる可能性があります。また3年にわたって計93億円の補助金が今治市と愛媛県から出る予定になっていますが、現時点で出たのは41億円のみ。残りの52億円は、市議会の反対などがあると出ない可能性もあります」
男子学生の1人はこんな“本音”を漏らす。
「みんな『ほかに合格できなかったから、この大学に入ったんだろう』と思っているみたいですが、それは違います。僕たちはみな、獣医になりたくてあえて県外からここにやってきたんです。だから不安なんてありません。
もちろん大学が廃校になるというなら、また話は別ですが……」
その声を、安倍首相はどんな気持ちで聞いているのだろうか。
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