くらし情報『『田名網敬一 記憶の冒険』国立新美術館で 新作の巨大インスタレーションを含む約500点で60年以上にわたる創作活動を振り返る』

『田名網敬一 記憶の冒険』国立新美術館で 新作の巨大インスタレーションを含む約500点で60年以上にわたる創作活動を振り返る

という説に基づき、自身の脳内で増幅される「記憶」を主題に創作活動を続けてきた田名網の今回の回顧展は、その「記憶」というテーマのもと、88歳となった今も旺盛に創作を続ける彼の歩みを改めて紐解こうとするものだ。
見どころのひとつは、田名網にとって重要なモチーフである「橋」を重ね合わせた巨大な新作インスタレーションが登場すること。奇妙な生き物たちをプロジェクションマッピングで投影したこの橋は今生と死後の世界を隔てる存在でもあるが、さらに新作の屏風型コラージュ作品を合わせ、橋の向こうの世界をも暗示するという。
この新作を入口とする同展は、日本最初期のポップアートとされる作品群や、1970年代からの夢日記や記憶に関連する作品などで田名網の創造力の源泉に迫るとともに、多種多様な人々やブランドなどとのコラボレーション作品によって、デザイナーとしての活動にも焦点をあてていく。
『田名網敬一 記憶の冒険』国立新美術館で 新作の巨大インスタレーションを含む約500点で60年以上にわたる創作活動を振り返る

田名網敬一「RADWIMPS WORLD TOUR 2024 “The way you yawn, and the outcry of Peace”」のためのアートワーク、2024年 ©Keiichi Tanaami / Courtesy of NANZUKA
総数約500点という膨大な数の多彩な作品を一堂に見せる同展は、虚実が入り混じった記憶のコラージュのような田名網の作品世界を体感できるまたとない機会。

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