生田斗真が旅するストッパードの世界 戯曲『ほんとうのハウンド警部』開幕
本公演は、徹底した感染症拡大防止対策を実施 。加えて、観客同士の接触を極力防止するために、左右1席を空けて着席する対応が施されている。(予防対策の詳細は公演サイトにて)
【演出: 小川絵梨子 コメント】
演劇のおもちゃ箱のような世界を、毎日、素敵な役者さんたちと一緒に探検していた稽古場でした。劇構造の面白さを再認識できるような哲学的な脚本でありながら、実はシニカルで思いっきり笑えるコメディなんです。「ストッパード?難しそう・・・」とあまり構えずに、演劇ならではの面白さが詰まった不思議な世界をお楽しみください。
生田斗真さんとは、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」以来4年ぶりです。前回、周りをすごく引っ張ってくださって、年下なのに「兄貴」という感じでした。前にどんどん進んでいく感じとか、まるで年上のように頼りになるところとか、当時と全く印象が変わっていません。
今回も、やはり頼りがいのある「兄貴」ですね。
【ムーン役:生田斗真 コメント】
ストッパードらしさにあふれた構造で、どこまでが現実で、どこからが虚構なのか、、、その境界線が溶け合っていく感じは、まさに演劇でなければ表現できない世界です。