雨のパレード、アルバム『Face to Face』収録曲を3週連続で先行配信 第一弾はSNS問題をフィーチャーした「scapegoat」
雨のパレードが、12月23日にリリースする最新アルバム『Face to Face』から収録曲3曲を3週連続で先行配信することが決定した。
第1弾として本日より配信がスタートした楽曲は、アルバムの1曲目を飾るエレクトロ・ソウルナンバー「scapegoat」。
本楽曲は雨のパレードが向き合うべきことの一つとして、近年多くなってきている “SNSでの社会問題”がテーマとなっている。
ボーカルの福永浩平が、コロナ禍の緊急事態宣言中にSNSでの誹謗中傷が問題となっていたことを受け、SNSを使用する当事者の一人として”自分にしか歌えない歌を歌いたい”という想いから制作したという。
サビ最後の「みんながみんな幸せになれるならいいのに」の一文から書き始められたという歌詞には、SNSで起きている社会問題をえぐり取るようにエッジィな言葉が並んでいる。
一方で、作曲は福永自身のレコーディングした声からリズムトラックを創るという実験的な手法を用いており、サビは福永一人のコーラスを14トラック重ねたゴスペルコーラスになっている。
苦しい状況下においても運命を乗り越えていくために支え合い、明るく楽しみながら歌われたという、ゴスペルミュージックの起源にメンバーの想いが重ねられているとのこと。