奈良美智、オラファー・エリアソンらのパブリックアートも! 「麻布台ヒルズ」のアートスポットに注目
オラファー・エリアソンは、環境問題や自然をテーマにした大規模なインスタレーション作品などで知られるデンマーク生まれのアーティスト。展覧会タイトルは、麻布台ヒルズ森JPタワーに設置されたエリアソンの新作パブリックアートにちなんだものだ。なお、《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》は再生金属を使用した作品だ。
オラファー・エリアソン《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》
麻布台ヒルズギャラリー エントランス
オラファー・エリアソン《蛍の生物圏 (マグマの流星)》2023年
展示はオレンジの光が美しい《蛍の生物圏 (マグマの流星)》からスタート。多面体と同心円を組み合わせた形の作品はゆっくりと回転し、作品に透過、あるいは反射する光は万華鏡のように変わり続ける形を壁に投射していく。非常に幻想的な作品だ。
《終わりなき研究》2005年
《終わりなき研究》2005年
《終わりなき研究》は、ハーモノグラフという自動的にドローイングを描く機械と、その機械が描き出すドローイングで構成されている。希望する鑑賞者はこの機械を操作し、描かれたドローイングを持ち帰ることも可能だ(有料)。
《瞬間の家》2010年
そして、大型インスタレーション《瞬間の家》は、本展のハイライトの一つ。