くらし情報『古川雄大が10年ぶりのストレートプレイに挑む マーティン・クリンプ脚色版『シラノ・ド・ベルジュラック』日本初上陸』

2021年11月8日 12:30

古川雄大が10年ぶりのストレートプレイに挑む マーティン・クリンプ脚色版『シラノ・ド・ベルジュラック』日本初上陸

日本語の持つ言葉の楽しさ・豊かさに満ちた舞台に仕上げたいと思います。
先日古川雄大さんとも言葉に関するワークショップでお手合わせさせて頂きました。かなりの無茶振りをしたにも関わらず、全くひるまず好奇心旺盛に課題に挑むストイックな姿を見て、その場にいる全員が心奪われてしまいました。めちゃくちゃカッコいい。今から稽古が楽しみです。

■シラノ・ド・ベルジュラック役:古川雄大
シラノといえば、あの特徴的な鼻。しかし今回はその鼻をつけずに、セットも飾らず、当時の衣装も着ず、小道具も使わず、身体と言葉だけで表現する新しい演出になっており、そこに原作で語られる詩の美しさの表現としてラップを加え、現代版「シラノ・ド・ベルジュラック」として、生まれ変わった作品の日本初演を務めることができて本当に光栄です。そして僕自身、10年ぶりのストレートプレイへの挑戦になります。

最高の作品を、そしてシラノの淡い恋物語の中に隠されるさまざまなメッセージを皆様にお届けできるように努めます。ご期待ください。

【公演概要】
『シラノ・ド・ベルジュラック』
作:エドモン・ロスタン
脚色:マーティン・クリンプ
翻訳・演出:谷賢一
出演:シラノ・ド・ベルジュラック / 古川雄大 ほか

2022年2月 東京芸術劇場 プレイハウス(東京)

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