2022年9月7日 10:00
奇跡の8日間を巡るインド再訪 『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』本編映像公開
トロントからリバプールへ、監督が最初に向かったのは、1968年に彼が撮影した写真が飾られているザ・ビートルズの博物館「ビートルズ・ストーリー」だ。
写真を確認した後、白いピアノに丸眼鏡が置かれ名曲『イマジン』が流れるジョン・レノンのコーナーでは「ジョンと過ごしたのは…たったの1週間… 8日間だがとても優しく接してくれた」と振り返る。4人は「本当の兄弟のようだった。固く結ばれた家族だ。彼らの音楽と喜びにあふれていた。すばらしい4人だった、最高にね」とメンバーの素顔を今も鮮明に覚えている。
監督のインド再訪に同行するのは、ザ・ビートルズ研究の権威マーク・ルイソン。ムンバイに到着したふたりは、ジョージがレコーディングを行ったスタジオがあった場所に立つ。
マハリシの僧院があるリシケシュに向かう列車に乗り込むと「彼らはだれの意見にも惑わされなかった。確かなセンスで自分たちの音楽センスを見極めそれが世界中で支持された。今も色あせないのは純粋で嘘がなく、そしてこれが最も重要な要素だが、人為的な部分がないことだ」と、今もなおザ・ビートルズが世界の人々を魅了し続ける理由を語った。さらに「ビートルズは何も説かなかった。