2022年2月2日 12:00
ジブリだけどリアリティを追求 宮崎吾朗のガイドでまわる「ジブリパーク」レポート
「ジブリ作品はファンタジーな側面もあるけど、現実世界を舞台にしている」と宮崎監督。だからこそのリアリティの大切さ!
西側には、空想科学的な塔がそびえます。映画『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』の世界観をイメージさせる内外装になります。
あふれんばかりのジブリ作品。大人は入場不可のスペースも
3つめは、あふれんばかりのジブリ作品が集まっていること。
ジブリの大倉庫
屋内施設「ジブリの大倉庫」は、ジブリが制作した造形物や映像などを保管・展示・上映する空間。かつては屋内プールだった場所を活用し、温室の中にカラフルな棟が密集します。地図では分からないような場所もあり、ワクワクと探検できる空間となります。
「『三鷹の森ジブリ美術館』の精神が生きていますね」と、会見に登壇したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーも満足げな表情でした。
壁の目玉デザインが印象的な展示室や、ネコバスルームと呼ばれる建物などが迷路のように建ち並びます。子どもサイズの「サツキとメイの家」など、大人は入場不可のスペースもあるんだとか。
『天空の城ラピュタ』の「空飛ぶ巨大な船」が6mのスケールで展示されたり、『借りぐらしのアリエッティ』に登場する家や庭が表現されたりと、ジブリ映画の世界が濃厚に詰まったエリアとなります。