M・ナイト・シャマランとアップルが、盗作で訴訟された。
問題の作品は、Apple TV+で配信中の『サーヴァントターナー家の子守』。原告の女性映画監督フランチェスカ・グレゴリーニは、今作が、彼女の2013年の映画『Truth About Emanuel』を男性の視点から書き換えたものだと主張している。『サーヴァント〜』は、幼い娘を失くした夫婦が人形に強い愛情を持つようになり、子守にもその人形の世話をさせるという設定。『Truth About〜』は、娘を亡くした母親が人形に愛着を持ち、その人形の世話をするために子守を雇うという話。
グレゴリーニはまた、男性目線の『サーヴァント〜』が子守の女性に対してセクハラ的なことを言うなど、女性蔑視な部分があることも批判している。
シャマランはこのドラマのエグゼクティブ・プロデューサー。クリエーターのトニー・バスギャロップも被告として名を挙げられている。
文=猿渡由紀